『職業訓練』を受講されたことはありますか?
職業訓練とは、新しい技術を身につけ就職することを目的とした求職者を対象にハローワーク主催の、無料で受けられる授業のことです。

職業訓練では一般的に医療事務や介護福祉、経理や宅建などが多く、短期間で習得したことが活かせるコースが充実しています。また最近ではネイリスト育成コースやボディセラピスト、IT関連など時代の変化に合わせて新しいコースも開設されています。
お住まいの都道府県によって異なるので、詳しくはこちらから検索してみて下さい。

社会人になって10数年、今更学校に通うなんて、やっていけるのかしら。。。と入校前は不安に思うこと、ありますよね。私もそうでした。しかも、Photoshopやillustrator、コーディングという言葉も知らない全くの初心者で、しかも超文系で30代の私が、経験のある若い子達についていけるかどうか?とても心配でした。なにより、既婚者でお気軽な主婦とも捉えられる私が、倍率の高いWEBクリエータ科の選考試験に受かるかどうか?も不安でした。

実際のところ選考試験をどのように合格したのか?学校や授業内容はついていけるのか?どういったカリキュラムなのか?気になる本当の所をお伝えしたいと思います。

  • 選考試験に合格するには?

  • WEB学校の年齢層・倍率は?

  • 実際の授業内容はどうなの?

私は関西のとある学校にて、職業訓練(WEBクリエータ科)に応募し一度で合格しました。
当時で倍率1.7倍、30名の枠に51名が応募し、他の県で入れなかったという方も受けに来られるほどとても人気のあるコースでした。(説明会への参加が合否に影響するという記事もありますが、私は説明会へは出席しませんでした。)

最初に希望するコースが開講する約1か月前までに応募書類をハローワークへ提出します。記入内容は主に今までの経歴と志望動機です。この志望動機が合否にかなり影響すると言われているので、なぜ受講したいのか?そしてどう就職先へ活かしたいのか?単純に無料で学びたいからという内容は必ず落とされるので、就職出来ることをしっかりアピールしましょう!

選考試験は学科1時間+面接15分の2段階です。

学科内容中学校卒業程度の国語と数学

ハローワークから過去問題が手渡されますが、それをこなすだけでは私には不十分でした。なので職業訓練の過去問題をまとめたサイトで私は5つ解き備えました。各都道府県で試験の記入方法がマークシートか実際の書き込か?が異なるのですが、特に国語の漢字を実際に書かせるか、マークシートかは一番の問題でした。私の県では、実際に書かせる試験だったので、ここだけは過去問で練習するだけでは役に立たず、実際にそこがほぼ全滅だったので、試験勉強では書く練習が必要だと思います。

面接で合否に直結する質問と見られるポイントは主に3つ!

  • WEBクリエータ科の志望理由

  • いつ就職するのか?

  • 学校を辞めない人か?

志望理由については、応募書類に記入した内容を自分の口で語れるレベルでOKです。
特に何度も聞かれたのは②のいつ就職するのか?でした。
基本的には卒業後にスキルを活かして就職したいと回答するも、例えば在学中に就職先が決まればどうしますか?アルバイトやパートであっても決めれますか?といった内容です。この点については学校側の就職率がハローワークとの提携を決める判断となるので合否判定には一番影響が大きいと思います。なのでしっかりとすぐにでも就職出来るという意思を伝えればOKです。

余談ですが、落ちたかな?と感じた瞬間が2点ありました。

  • 自分だけ面談時間が短かかったこと
  • リクルートスーツで行かなかったこと

通常であれば、15分は要すると言われた面接時間、他の人は15分~30分程かかっているのになぜか私だけ5分で終了しました。その瞬間落ちた!?と思いましたが30分かけられた方のほうが落ちていました。

また、所轄のハローワークの職員さんから、試験には特にリクルートスーツを着用する必要はないと言われましたが、試験会場では80%がリクルートスーツでした。ほぼ黒一色の試験会場を見た瞬間もう帰りたい!と後悔しましたが、私よりもラフな格好の男の子も数人いて後日彼らも合格しました。失礼の無い範囲で服装はスーツではなくても大丈夫でした。もし同じ内容でヤキモキする方がいらっしゃれば、この点については大丈夫です!

そんなこんなで入学した実際のクラスでは

性別⇒男性:女性=4:6(意外に男性も多かったです。)

また、最近では印刷業界の低迷からWEB業界へ転身を目指す方が多く、何かしらグラフィックのスキルや既にネット通販事業を開業したことがあるなど、経験がある人は50%を占めていました。独学だから一度しっかり学びたいという方が多かったです。

年齢層⇒20代=60% 30代=25% 40代・50代=15%の割合で、他のクラスでは少し年配の方の比率が多かったです。

受講期間は3か月、朝9時~夕方16時まで合計213時間をこなします。

職業訓練のWEBクリエータ科での授業内容は主に3つ

①色彩(WEBサイト制作に向けたデザインと配色)
②グラフィック(Photoshop、illustratorの基本操作)
③コーディング(HTMLとCSS、Jquery 、レスポンシブ)

①②を最初の1か月、主に色彩の授業でデザインの配色を学び、基本的なPhotoshopとillustratorを動かせるようにします。③のコーディングを残り2か月で学びながら、実際に自分自身が作りたいWEB制作を約1週間で行います。

ハローワークではパソコンの基本操作が出来れば初心者でも全く問題ありません!と笑顔で送り出されましたが、、、実際には本当についていくことがギリギリの苦しい毎日でした。

授業スピードは3日で1冊の教科書を終え、とめどなく増える新しい操作に、30代の私の頭は毎日飽和状態、、、やはり実際には脱落する方もいらっしゃるとのことを先生から伺いました。
あの当時は帰宅後も就寝12時までパソコンにかじりつき、ダウンロードしたPhotoshopとillustratorに向き合い復習三昧。30代に入って始めてこんなに熱心に勉強した日々は本当に大変でしたが楽しかったです。初心者の方は受講が決まった日から少しでもグラフィックやコーディングの知識を増やすことを強くおすすめします!

また職業訓練なのでそこまで期待していなかったのですが、一流の教師ばかりが揃っていました。その学校は普段、とある某スクールとして経営していますが、職業訓練用に全く別の先生達を用意されているそうです。一般のスクールよりも質の高い先生に当たることが出来たのはラッキーでした。目指す業界ですでに活躍する先生方と、放課後に話す時間は貴重で、WEB以外にも価値観や考え方、新しい働き方など学ぶことが多かったです。

もしやっていけるかな?と迷う方がいれば、大変な分だけすごく良い!と胸をはっておススメします!アメリカではオバマ前大統領がプログラミングを小学校の授業に導入しました。子供に0からゲームを作ることで変化の時代を生き抜くクリエイティブな力を学ばせようとしています。ビジネスにも日常生活にも非常に役立つプログラミングの考え方に触れ、WEB初心者の私の価値観は変わりました。今現在職業訓練に頑張って通っている方も、少しでも背中を押せたら嬉しいです。

YES  WE  CAN!!!

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