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コスタデリチョーザ以外の地中海クルーズ船

クルーズ旅行は決定しても、肝心の船はどれにしようかな?と迷われる方も多いのではないでしょうか。
エーゲ海クルーズで代表的な船は3つ
- MSCシンフォニア(スイス)
- ノルウェージャン(アメリカ)
- コスタデリチョーザ(イタリア)
MSCシンフォニアは、3つの中では一番新しい1987年に誕生!
イタリアナポリで設立しますがその後はスイスに本社を置くスイスの船。
ノルウェージャンは、3つの中では一番大きな会社
世界各国で展開されるカジュアル路線のクルーズ船
本拠地アメリカのマイアミで1966年に創業したアメリカの船。
コスタクルーズは、もともとは貨物船から始まり、この中では一番老舗の1853年創業
イタリアジェノバに本拠地を置くイタリアの船。
コスタデリチョーザの決め手とは?

どこの国の船が良いのか、、、さっぱり分からん、、、と
3つの船に悩む私達の決め手となったのは、
HISのアドバイザーの方から、コスタデリチョーザの『デリチョーザ』とはイタリア語で英語のdeliciousの意味で料理にこだわっている!と。
やっぱり同じ地中海を走るクルーズ船にも、お家柄が出るのだろうなと思い、3食を頂くなら一番食べたいものを出してくれるところにしよう!と決めました。
実際に食事にはとても満足し、レストランの様子や室内などはこちらの記事など、コスタ解説をご覧ください^^
船のシンボルマークは黄色に輝く『C』の文字

デッキ頂上にある『C』の文字が鮮やかに輝くシンボルマークのコスタデリチョーザ
多くの船が停泊する港でも一発で探せます!
最大乗船数2826人、全長294m、船室1130室、12階建て
搭乗前、船の全長が見たくて歩きましたが、端から端までが遠すぎ地中海の射すような太陽にやられ断念したほど。
しかし、これでも豪華客船と言われるクルーズ船の中では小さく、その理由はヴェネチアの港が浅く船底がついてしまうので大きさには制限があります。
コスタデリチョーザの乗客の国籍について

実際に乗ってみて思うことは
コスタデリチョーザはイタリア人のイタリア人によるイタリア人の為の船!!!!です!!!
と言うと語弊があるかもしれませんが!ごめんやで!率直な感想です。
というのも乗客の半分はイタリア人
その次に多いのがフランス人、続いてスペイン人とブラジル人、そして日本人、その後韓国人と続きます。
「あれ!?アメリカ人が居ない、、、!?」不思議なことにアメリカ人はゼロです。
みんなノルウェージャンに乗ってるんだろうな。。。
はい!コスタデリチョーザの乗客の多くがイタリア人の団体じいちゃんばあちゃんでひしめき合っています。
特に年齢層が60代前後の方が多く見受けられました。
デッキアナウンスや劇場の進行、劇場の催し物、全て最初にイタリア語でアナウンスされたのち、ちょろっと英語が付け加えられます。
「いやいや、もっともっとテンション高くいっぱい喋ってやん!?」と突っ込みたくなるほどの、あっさりとした英語が最後に添えられるのです。
実際にみんなどんな服装!?初めてのドレスコード

クルーズ旅行では、普段あまり気にすることが少ない『ドレスコード』というものが、イベント内容によって設定されています。
例えば『ホワイトナイトパーティー』では全身を白で装ったり『赤、緑、白』といったイタリア国旗の色を指定された『フォーマルデー』など。
毎日投函される船内新聞に参考の服装について記載され、ファッションにテーマを持たせることでみんなでもっと船内を盛り上げよう!という企画。
普段全身ユニクロの私達夫婦は、『ドレスコード』という未知の響きにこれまた慌ててユニクロでパーティードレスとスーツを新調して備えていましたが、船の大半を締めるイタリアのじいちゃんばあちゃんはそんなことはお構いなしです。

リラックスしたアロハシャツと短パンにサンダルを合わせてサングラスをかけ、キャッキャとデッキで盛り上がっている様子に、ここは広いエーゲ海だな~と自由な風が心地よく感じます。
結果、余り『ドレスコード』を気にしすぎなくて良かったかなと思いました。
後から思うと、タキシードやドレスよりも日本人ならではの、ちょっとした着物や浴衣、甚平などを着用するのも、船の中ではきっと凄く粋なのではないでしょうか。
コスタデリチョーザは大衆風呂付のお船

イタリアの人にとってコスタデリチョーザの位置としては、きっとご近所さん同士で誘いあって、瀬戸内海回る?みたいな感覚で、コスタ乗っとく!?
ちょっと綺麗な景色見に行くついでにお風呂とプール付きの船乗る!?孫も連れてさ!
みたいなノリで来れるような『大衆浴場付きお船』という位置づけなんだろうな~と、陽気なイタリア人達のカジュアルな服装を見て妙に納得しました。